run out of options もう打つ手がない

 はい、イディオム「run out of options」(もう打つ手がない、全ての選択肢が尽きる)を使った二人英会話を作成し、会話のポイントを解説します。


英会話:Project Deadline

登場人物:

  • Ken(ケン):プロジェクトリーダー

  • Lisa(リサ):チームメンバー

状況: プロジェクトの期限が迫っているが、解決できない問題が発生している。

登場人物

英語

日本語訳

Ken

Lisa, I've tried everything. The client is still rejecting our latest design, and we don't have time for a total overhaul. I'm afraid we've run out of options.

リサ、もう全てを試したよ。クライアントはまだ最新のデザインを拒否しているし、全面的な見直しをする時間もない。残念ながら、もう打つ手がないようだ。

Lisa

Don't say that, Ken. We can't give up yet. What about the backup concept we developed last month? Was that absolutely ruled out?

そんなこと言わないで、ケン。まだ諦めるわけにはいかないわ。先月開発したバックアップコンセプトはどう?あれは完全に除外されたの?

Ken

It was, because it didn't meet their core requirements. We're past the point of minor tweaks. We need a fundamental shift, but we don't have the resources.

そうなんだ。彼らの主要な要件を満たしていなかったからね。マイナーな修正で済む段階は過ぎたよ。根本的な方向転換が必要だけど、そのためのリソースがないんだ。

Lisa

Okay, if we're truly running out of options, maybe we need to be completely upfront with the client about the situation and ask for a short extension. That might be the only viable choice left.

分かったわ。もし本当にもう打つ手が尽きかけているなら、クライアントに状況を完全に正直に伝えて、短い延長をお願いする必要があるかもしれない。それが残された唯一の実行可能な選択肢かも。

Ken

You're right. Being honest is better than failing the deadline. Let's draft an email immediately.

君の言う通りだ。正直でいる方が、期限に間に合わないよりもマシだ。すぐにメールの草稿を作ろう。


会話のポイント解説

1. 「run out of options」の意味と使い方

  • 意味: 「もう打つ手がない」「全ての選択肢が尽きる」「(資源や時間などが)底をつく」。

  • 構造: $\text{run out of} + \text{名詞}$ (〜が尽きる)の形で、特に「options」(選択肢)と組み合わせて使われます。

  • 会話での例:

    • "I'm afraid we've run out of options."(もう打つ手がないようです。)

      • 過去分詞形 $\text{have run out of}$ を使うことで、「(既に)全て使い果たしてしまった」という完了した状況を表しています。

    • "If we're truly running out of options..."(もし本当に打つ手が尽きかけているのなら...)

      • 現在進行形 $\text{be running out of}$ を使うことで、「今まさに選択肢が尽きかけている最中だ」という切迫した状況を表しています。

2. その他の重要表現

  • overhaul(名詞/動詞):全面的な見直し、総点検、手直し。

    • 例: "total overhaul"(完全な見直し)

  • rule out(句動詞):〜を排除する、除外する。

    • 例: "Was that absolutely ruled out?"(あれは完全に除外されたの?)

  • minor tweaks(名詞):小さな修正、微調整。

  • fundamental shift(名詞):根本的な転換、大きな変更。

  • be completely upfront with someone:〜に完全に正直に話す、包み隠さず話す。

  • viable choice(名詞):実行可能な選択肢、実現可能な選択肢。

    • 例: "the only viable choice left"(残された唯一の実行可能な選択肢)

  • failing the deadline:期限に間に合わないこと、期限を守れないこと。

    • 例: "better than failing the deadline"(期限を守れないよりもマシだ)

この会話では、「run out of options」という表現が、追い詰められた状況で「もうこれ以上解決策が見つからない」という切羽詰まった感情を効果的に表現しています。


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