It's a nail-biter. ハラハラ・ドキドキの展開だ

 イディオム「It's a nail-biter.」を使った英会話とポイントは以下の通りです。

英会話:サッカーの試合について

Situation: 友人のAとBが、テレビでサッカーの試合を観戦しています。


A:

Oh my gosh, the score is still 1-1 with only five minutes left!

(信じられない、残り5分でまだ1対1だよ!)

B:

I know! I can barely watch. This is seriously a nail-biter.

(うん、わかってる!ほとんど見てられないよ。これ、本当にハラハラ・ドキドキの展開だね。)

A:

Me too! Every time the home team gets near the goal, I hold my breath. Which team are you rooting for, by the way?

(僕もだよ!ホームチームがゴールに近づくたびに、息を止めてしまうよ。ちなみに、君はどっちのチームを応援しているの?)

B:

The visiting team. I really hope they can score a late goal.

(アウェイのチームだよ。土壇場でゴールを決めてくれるといいんだけど。)

A:

Well, whatever happens, it's been an incredibly exciting match.

**(まあ、どうなるにしても、信じられないくらいエキサイティングな試合だね。)


会話のポイント解説

1. イディオム「It's a nail-biter.」について

  • 意味: 「ハラハラ・ドキドキの展開だ」「手に汗握る状況だ」「勝敗が際どい試合だ」

  • 直訳: 「爪を噛む人/物」

  • 由来: 不安や緊張で思わず爪を噛んでしまうほど、結果がわからず緊張する状況を指します。

  • 使い方: スポーツの試合、選挙の結果、サスペンス映画など、結末が予測できず、見る人(または当事者)に強い緊張感や興奮を与える状況に対して使われます。

  • 文中での形:

    • 名詞として: "This game is a nail-biter."(この試合は手に汗握る展開だ。)

    • 形容詞として(ハイフンをつける): "It was a nail-biting finish."(それはハラハラする結末だった。)

    • 例文のBの発言: "This is seriously a nail-biter."(これは真剣にハラハラ・ドキドキの展開だ。)

2. その他の関連表現

  • Oh my gosh, I can barely watch.

    • (信じられない、ほとんど見てられないよ。)

    • あまりの緊張で直視できない状態を表す、ネイティブがよく使う表現です。

  • I hold my breath.

    • (息を止める。)

    • 緊張したり、何かの結果を待ったりしている瞬間に、思わず呼吸が止まる様子を表します。

  • Which team are you rooting for?

    • (どちらのチームを応援しているの?)

    • スポーツ観戦の際によく使われる「応援する」という意味の動詞「root for」です。

  • a late goal

    • (土壇場でのゴール、終盤のゴール。)

    • 試合終了間際に決まるゴールのことを指します。

この会話では、試合の点数が拮抗している状況を共有し、「It's a nail-biter.」でその緊迫感を表現することで、自然な会話が成立しています。


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